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「コロナ」と「政局」を絡める安倍首相
 

  世界における新型コロナウイルスの感染者数は約35万人に及び,死者数は約1万5000人に達した(3月23日夕時点での米ジョンズ・ホプキンス大学調査=『日本経済新聞』24日付朝刊から抜粋)。中国:感染者数81,454人(死者数3,274人),イタリア:59,138人(5,476人),米国:35,224人(471人),スペイン: 28,768人(1,772人),ドイツ:24,873人(94人),イラン:21,638人(1,685人),フランス:16,243人(676人),韓国:8,961人(111人),スイス:7,474人(98人),英国:5,745人(282人),そして日本は1,101人(41人)である。新型コロナウイルス感染のパンデミック(世界的な大流行)がアフリカや南半球へ進行する一方で,報道ベースでは中国と韓国で感染拡大封じ込めが奏功しつつあるという。では,PCR検査数が圧倒的に少ないと国内外で指摘される日本はどうなのか。手元に先述した各国の総人口の100万人当たりの死者数を対比した統計がある。総人口60,461,826人のイタリアの死者数5,476人は100万人当たり90.6人で断トツに多い。総人口46,754,778人のスペイン37.9人,総人口83,992,949人のイラン20.0人,総人口65,273,511人のフランス11.9人であり,英国4.1人,中国2.2人,韓国2.1人,米国1.7人,ドイツ1.1人,日本0.7人である。イタリア,スペイン,イランは明らかにオーバーシュート(感染者の爆発的増加)状態に陥っており,英国,中国,韓国,米国,ドイツなどは5〜1人程度で収束に向かう国とこれから上昇する可能性がある国に分かれる。そして日本,カナダ,香港などは1人以下と死者数が極めて低い。このように死者数が少ないことが国民のパニック化を一定程度抑え,過度に医療機関に殺到することなく,オーバーシュート・リスク抑制に寄与していると,同統計作成者は指摘する。それでも今後,PCR検査数が増えることで我が国の感染者数の増加は不可避である。(以下略)

      No.606 2020年3月25日号

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